質問1345:新しいスポーツをするにあたり、理論から入る部分は何も無い?

回答ありがとうございます。

まず人間関係について、「分かり合えるのは不可能」分かってもらおうとせず、尊重したいと思います。

次に食事について清らかな心で美味しく頂くというですが、多くの本を読み、情報があるので、健康志向系思考が抜けきりません。これはダメだと気にする訳では無いですが、砂糖やショートニングなどを悪いイメージで捉えてしまいます。また心のどこかでこれ食べたら痒くなるななどとも思ってしまいます。

既に知識がある場合はどのように清らかな心で食べれば良いのでしょうか。教えて頂いた手合わせや食禅を実践していますが、その前に食べるものを選別する時にそのような思考に陥ります。

次に以前もお話させて頂いたアトピーについてなのですが、外用薬を塗布することについて吉田さんのご意見を頂戴したいです。死の観察を何度も重ねていくうちに心が育ち、緩和すると思いますが、まだ少し時間がかかりそうなのです。まだまだ死の観察についても掴めておりません。
野生動物のように気にせず、何も対応しない方が良いのでしょうか。

最後に重ねて質問があります。
最近バドミントンをやる機会が多くあって、バドミントンをもっと楽しみたいので吉田さんにアドバイス頂きたいです。

やはり同じラケット競技ですし、吉田さんから教えて頂いたものがバドミントンにも通用するので、初心者の中ではだいぶ戦えているのですが、経験者相手となると集中する前に終わってしまいます。

もし吉田さんがこれから新しくバドミントンを始めるとしたらどのようにしますか?
フォームを意識しない事だったり、羽を見続けることに集中することだったり、執着を捨てることなどそのままなのですが、バドミントン特有の打ち方やフットワーク、羽のの動き(球筋)があります。特にこちらが打ってから、帰ってくるのがテニスより圧倒的に速いので、見きれず、集中しきれません。余計な思考がある訳では無いのですが(ラリーがはやいので、テニスより考える隙がない?)

またこれはテニスにも関する質問ですが、コースイメージをする時(期待という程ではなく、脳裏に描く程度)、主観で描くのか、客観で描くのかお聞きしたいです。そもそもコースイメージはしない方がいいのでしょうか。
というのも試合を振り返ると真ん中ばかりにボールが集まってしまい、相手に簡単に決められたり、有利に進められてしまいます。

新しいスポーツをするにあたり、理論から入る部分は何も無いのでしょうか。

どのように思われますでしょうか。
お返事お待ちしております。


回答
この世に、病気や怪我を治す薬はありません。
薬で治ると思うのは、勘違いです。

ご存知かもしれませんが、
「咳止め」はあっても、「咳治し」はありません。
「熱冷まし」はあっても、「熱治し」はありません。
「痛み止め」はあっても、「痛み治し」はないのです。

あるのは、症状を抑える薬であり、
病気や怪我を治すにあたっては、
「逆効果」になる場合が多々あります。

例えば解熱剤は確かに、熱を下げます。
それにより、一時的に身体は楽になるでしょう
(一切皆苦の苦が和らいだ状態)。

しかし身体の反応というのは、
先にご説明した通り精緻な「サイン」です。

身体が熱を出してくれるのは、
侵入してきたウイルスを熱により撃退しようとする反応であり、
解熱剤によって体温を下げてしまうと、
低温で活発になるウイルスを、かえって増殖させてしまいます。

咳止めはあっても、咳治しはありません。
咳は、身体に侵入してきた異物を体外へ追い出す反応であるにも関わらず、
咳止めを服用すると、異物の侵入を易々と許します。

食欲がなくなるのは、良くないことでしょうか?
病気になると食欲がなくなりますが、
それは、免疫力や治癒力を高めるためです。

消化吸収というのは下記URLでご説明している通り、
かなりのエネルギーを消耗しますから、
あえて食欲をなくしてエネルギーを温存し、
免疫力や治癒力に充填しようとする身体の反応です。
http://www.tenniszero.jp/article/16161596.html

身体がダルくなるのは、悪いことでしょうか?
それはもう、これ以上は動かないでと知らせてくる身体からのサイン。
なのに強壮剤で無理やり動かすと、どうなるか?

確かに、動けてしまうかもしれません。
その代償として、取り返しの付かない不調にも苛まれかねません。

もちろん、咳がひどく喉が痛くて仕方が何なければ、
どうしても咳止めを服用せざるを得ない場合もあるでしょう。
けれどもそうでなければウイルスを追い払う反応なのですから、
安易に薬で止めようとするのは逆効果になりかねません。

身体の痒みが生まれつきであったとしても、何かしらのサイン。
それを読み取ってやれば、落ち着きます。
無常ですから、ずっと続くわけではありません。

ところで薬では病気や怪我が治らないのだとしたら、
どうして私たちは回復するのでしょうか?
それはやはり「身体」によるのです。

ご存知の通り「自然治癒力」と呼ばれる作用によります。
ところが表面的な症状を薬で抑えようとするするために、
根本的な改善を実現する自然治癒を、
上記の理由により薬によって阻害しかねません。

そういう観点から言えば、
掻き壊してしまうくらい痒くて仕方がない場合を除いては、
医師の指導のもと、極力、薬の塗布は控えてみてはいかがでしょうか?

ちなみに特に日本は、「除菌」「抗菌」「殺菌」が、過剰(異常)です。
ビルの入り口等に消毒スプレーがよく用意されているけれど、
「どうせだから」とばかりに気軽にシュッシュッと使っていると、
常在菌まで殺してアッという間に皮膚に悪影響が及ぶはずです。

それをハンドクリーム等で補おうとするから、
常在菌の再生サイクルを阻害するますますの悪循環。

痒みは恐らく、ストレスを知らせるサインなのでしょうけれども、
お話を伺う限りにおきまして「健康志向系思考」が、
直接的な原因ではないとしても、
回復を遅らせる要因になっているかもしれません。

砂糖やショートニングが「悪い」と決めつけるのは、
「天気が悪い」と言っているのと同じ「主観」です。・
雨に、良いも悪いもありません。

それを「悪い」と決めつけるのは、
「これから出かけるところなのに…」などと、
自分の都合を優先させたい欲(期待)と申せるでしょう。
その欲(期待)が叶わず「怒る」ストレスこそ、「万病のもと」です。

「悪い」といって嫌悪せず、
自身の体調に応じて、医師の指導のもと、
「物理的な距離」を取ればいいだけの話です。

人はよく、「相手が悪いから怒るのは当然だ!」などと言って、
平気で怒ります。

しかしいくら相手が悪い(と主観的に感じられた)としても、
自分の勉強や、仕事や、テニスが絶好調!
スイスイ物事をこなせます!
そんな清々しい気分でいる時には、
相手の無礼も取り立てて気にならず、優しく許容できるはずです。

ところが、自分が勉強や、仕事や、テニスでヘマばかり…。
やることなすこと全てダメ…。
そんな時には、相手の些細な無礼も許せなくなったりします。

有り体に申せば怒るのは、
自分の能力不足を暴露しているようなもの。

つまり怒る原因は、外側の対象にあるのではなく、内側の自分の心にある。
世界中のほとんどの人が、ここを勘違いしています。


これから新しくバドミントンを始めるとしたら、
『“ゼロ式”30メニュー』を徹底するでしょうね。

とにかく、良いも悪いもなく、結果を全て受け入れる(受け身)。
そのフィードバックを通じて、
感覚やテクニックが洗練されていくのを「待ち」ます。

理論は全く必要ありません。
以前に、英語もテニスも同じ「体育」だとご説明しました。
頭で考えるのではなく、見て、聞いて、表現する運動です。

私たちが言語(日本語)を習得するのに、
理論から入ったでしょうか?
いえ、体育だったからこそ2年(2歳)で、
コミュニケーションできるようになったのです。

ところが理論(文法=型=フォーム)から入った英語教育の、
惨憺たる結果をご覧なさい。
最新のデータでは、世界で全体の平均を下回る53位。
https://englishhub.jp/news/2019-ef-epi-53.html

レベルでいえば5段階のうちの、
下から2番目で「低い」なのだそうです。

通知表の「2」。
中学校から大学までの10年を英語教育に費やしてこのザマです。
だからこそ、無駄にしてきた「時間」「労力」「コスト」は計り知れません。
日本の英語教育の、失われた数10年。
大失敗しているのです。

これと全く同じ大失敗が、
テニスでもフォームから入る指導により、
起こっているのですけれどもね。

コースイメージについては、
『“ゼロ式”30メニュー』に掲載されている
「メニュー015:コースを打ち分ける」の宣言練習が役立ちます。
こちらの記事もご参照いただければと思います。
http://www.tenniszero.jp/article/15269581.html

 

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http://www.tenniszero.jp/

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